FXで投資を始めてみたいと思っている人がまず最初につまずくのが、いくらぐらいの費用があれば始められるのかという点です。
この記事では、FXを始めるために必要な最低資金と、取引にかかる費用についてお話しします。
FXを始める準備と最低資金について
まず、FXを始めるためには専用の口座を開設する必要があります。
しかし、この口座開設の際には費用は必要ありません。
通常の銀行預金のように、幾ばくかのお金を振り込まなければいけないといったこともありません。
つまり、実際に取引を行うまでは一切費用はかからないということです。
では、取引自体はいくらから始められるのでしょうか。
単純に最低限必要な資金という事であれば、1通貨5円から始めることが可能です。
一般的には1,000通貨で約5,000円。10,000通貨で約50,000円です。
FXはもともと少額投資という点に特徴がありますから、何も数十万円の資金を用意する必要はありません。
各FX業者はそれぞれ、「最低取引通貨単位」と呼ばれるものを設定しているため、基本的にはそれに従うことになります。
どのくらいの通貨単位で取引を始めたらよいか
では初心者の人が取引を行うにあたって、どのくらいから始めるのがベストなのでしょうか。
結論から言えば、人それぞれであるため一概には言うことができません。用意する資金ごとに特徴があるため、例を用いて2つのパターンをみていきましょう。
1つめのパターンは、一般よりも多額の30万円を投資資金として取引を行う場合です。
レバレッジを3倍とし、約100万円の資金で月取引回数を60回、1回の取引量は1万通過で勝率を50パーセントとした場合、米ドル、円の通貨ペアでは年間40万円ほどの利益が見込めます。
2つめのパターンは、より少額の3万円を投資資金として取引を行う場合です。
同じ条件で取引した場合、年間では4万円程度の利益が見込めます。
少々物足りない気もしますが、何よりFXの醍醐味である少額投資を最大限に活かすことが出来ますし、リスクも少なく抑えることができます。
少ないとはいえ利益もしっかり得ることが出来、かつFXのコツをつかむことのできる少額投資は、初心者にうってつけであると言えます。
まとめ
FXは少額から始められるのが特徴であるため、多くの場合1000円や1万円程度の資金でも十分取引を行うことが出来ます。
少額であれば当然、得られる利益も少なくなりますが、まずはFXがどのようなものか知りたいと考えている人にはおすすめです。
どのような投資スタイルを取るにせよ、投資にはリスクがつきものであるという事を忘れないようにしましょう。
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